電子契約について
- nari aki 1998
- 2021年9月18日
- 読了時間: 1分
弊所ではクラウドサインという電子契約サービスを利用しています。
メリットは以下の通り
(1)印紙代が不要
(2)押印が不要
(3)相手が離れた所にいてもすぐ契約を結べる
もちろん書面が必須となる契約類型(訪問販売等特定商取引における交付書面)や書面の電子化に相手の承諾・希望が必要となる契約類型(建設請負契約等)がありますのでそこは注意が必要です。
最近は電子契約に伴う法整備だけではなく(地裁ではありますが)判例も形成されつつあり(令和元年7月10日東京地方裁判所判決・平29(ワ)11641号貸金返還等請求事件)環境は急速に整ってきております。
ただ,許認可申請においてはまだ扱いが定まっていない自治体も多い様です。
先日産業廃棄物収集運搬許可の申請において,駐車場や運搬車両,事業所などが賃借物だった場合はその事を示す契約書の添付が必要なのですが,電子契約で締結した場合はどのような取り扱いになるか試しに担当者に確認した所,前例がないため今後検討すると回答されました。
契約の完全なデジタル化はまだまだ時間がかかるかもしれませんね。





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